和牛採卵事業

和牛繁殖牛から定期的に採卵し、牧場の牛に移植や近郊の酪農家、畜産農家に新鮮卵、凍結受精卵の販売をしています。

背景

さかもと牧場が事業転換を行った背景としては、酪農業界全体の、過度な規模拡大があります。農地が限られる現状において、酪農・乳牛は1頭ごとの飼養にあたり必要な面積が膨大です。また、牛群管理やロボット化に伴い、設備投資も嵩んでいきます。
そのため、大型の酪農牧場では、「頭数増加→経費増大→経費を賄う売り上げを増大するために頭数増加」のスパイラルが続いており、規模の拡大に対して利幅の増加はかなり緩やかです。
それに対し、肉牛繁殖(肥育・素牛育成とは異なる)は飼養に必要な面積も少なく、餌の量も乳牛の7割ほどです。何より、事業転換するにあたり、設備を買い直す必要性が全くありません。肉牛は仔牛が脆いと酪農業界では認識されていますが、しっかりコツを掴めば出産時の死産率も低下し、安定した利幅を獲得することができます。

液体窒素凍結保存容器

採取した和牛の受精卵を、液体窒素が充満したこちらの容器に入れ、保管します。
これにより受精卵の販売が可能になるので、さかもと牧場にはなくてはならない一品です。

※受精卵の在庫に関しましては
変動が御座いますのでお問い合せください。

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